ピコ秒レーザー切断機のフレキシブルスクリーンへの応用

ピコ秒レーザー切断機のフレキシブルスクリーンへの応用

いわゆるフレキシブルスクリーンとは、自由に曲げたり折りたたんだりできるスクリーンを指します。新しい分野であるフレキシブルスクリーンは加工過程で多くの問題に直面しており、加工技術に対する要求がより高くなります。従来の脆性材料の加工と比較して、OLED ディスプレイはその複雑な積層メカニズムにより、品質と歩留まりを確保するために製造プロセスで最高の精度で加工する必要があります。このような高い要求と高精度の加工条件を満たすには、レーザー切断技術が最適です。レーザーはピコ秒からフェムト秒の時間間隔で光エネルギーを集中させ、超微細空間領域に光を集中させることができます。極めて高いピークパワーと極めて短いレーザーパルスにより、加工プロセスが関係する空間範囲外の材料に影響を与えないことが保証されます。
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レーザー切断技術は非接触加工方式を採用しているため、機械的ストレスが発生せず、材料自体の機械的特性に影響を与えません。コンピューター上で描画した後、レーザー切断機は設計図に従ってフレキシブルOLEDパネルの特殊な形状の切断を実現できます。自動切断、エッジ崩れが少なく、高精度、多様な切断、変形なし、微細加工、高い加工効率という利点があります。同時に、洗浄、研削、研磨等の二次加工が不要となり、製造コストを低減できます。しかし、従来の加工方法では刃こぼれやクラックなどが発生しやすくなっています。


投稿時間: 2021 年 7 月 30 日

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